手段先行にならず、お客様が心から喜ぶ施策を考える
YUTA TANABE
EC委託チーム
2019年入社
前職ではアパレル企業の店舗管理やEC事業を経験。2019年にEC担当としてソウ・エクスペリエンスへ入社して以降、データ分析に基づく企画立案・実行で、体験ギフトの個人向け販売の拡大を図っている。
Q. 現在の仕事内容について教えてください
体験ギフトのECサイト、取引先店舗での店頭販売を管理するEC委託チームのマネージャーをしています。業務内容としては、売上の予実管理や各種データの分析、施策の立案と実行、ECサイトの運用や改善、取引先との折衝など販売全般にかかわる業務を手広く任せてもらっています。
弊社が扱う体験ギフトは、「贈り物」であるがゆえに商品を購入する人と受け取る人とが異なるという特徴があります。ギフトって、いつでも買いたいものではなく、誰かにあげたいというニーズが先にあって始めて買うものですよね。だからむやみにSNS露出や広告・メルマガを打っても効果が薄いんです。お客様のギフトニーズありきで施策を考える必要があるので、お客様のインサイトを掴みにいくために徹底的にデータを分析します。
私たちが扱うデータには、ユーザー数や購入率など定量的なデータと、お客様からの感想など定性的なデータの２種類があり、両者をともに正しく把握することを大事にしています。わたし自身は人の心が弾むような商品を扱いたいという気持ちが強いのですが、分析をとおしてお客様のインサイトを考えて、ユーザーがわくわくする気持ちを想像しながら、業務に落とし込むこの仕事をとても楽しく感じています。
Q. これまでの経歴を教えてください
青山学院大学文学部英米文学科を卒業後、新卒で複数のデザイナーズブランドを運営するアパレル企業に入社しました。3年間直営店舗の管理を経験したのち、EC事業を3年担当。その後、大学時代の友人の紹介で琢さん（SOW代表の西村琢）に出会ったことがきっかけで、体験ギフトという商材に興味をもち2019年にソウ・エクスペリエンスへ入社しました。
Q. 入社以降、印象に残っている仕事やエピソードはありますか
EC委託チームは商品開発そのものを担当するチームではありませんが、分析をとおして見えてきたニーズを元に、私たちが新商品やサービスの提案をすることもあります。たとえば「Relax Gift for MEN（リラックスギフト・フォーメン）」は、私たちから事業開発チームへ提案して実現した商品です。データ分析の結果、男性向けリラックス商品の顕在的なニーズがあるのに弊社の商品ラインナップにはその受け皿がないという課題が見えたため、商品開発の提案をおこないました。このように、分析を元に実際に商品化できたり、狙いどおりの反響があるとやりがいを感じますね。
さらに印象に残っているのは、自社ECサイトにソーシャルギフト機能を実装したことです。ソーシャルギフトとは、相手の住所がわからなくてもSNSやメールでギフトを贈れる機能のことを言います。他社の動向やお客様の購買行動のデータなどから、潜在的なニーズがあるのは明らかでした。風通しが良いとも言われる弊社ですが、このような新機能を開発するためにはきちんと裏付けを用意して、社内の関係者へ説明することが必要です。ソーシャルギフトの施策では、わたし自身が企画立案し、要件定義やデザイン・システム開発、リリースまで一貫して携わることができたので、すごく印象に残っています。
Q. 平均的な1日のスケジュールを教えてください
いつも10時ごろに業務を開始しています。まずは売上や自社ECサイトのKPIの確認、午前中は取引先のメールなどをチェックします。その後は打ち合わせや商談、分析業務や施策立案のまとめなどを行います。ランチは12時から13時ごろに取り、19時ごろに終業することが多いです。
Q. ソウ・エクスペリエンスではどんな人たちが働いていますか
EC委託チームのメンバーは、お客様にとってどんな商品・サービスが本当にうれしいかを分析や定性的な仮説立てを元に考えられる人が多いと思います。また、SEOやSNS、広告などは何かを達成したいときの手段のひとつであって、それ自体が目的化してしまっては本末転倒ですよね。本来の目的を見失わないことや感覚も大切にしながら、データや実際のご意見を元に考えて、施策にしていくことは、チームとして強く意識しています。
EC委託チームの業務は、販売に関するルーティン的な実務と、施策を企画する業務の両方があるため、手を動かす業務と考える業務のどちらもできる人が活躍できると思います。それから、施策の立案や振り返りは個人ではなくチームに知見が溜まるように業務を進めます。チーム内での共有のためにも、やっていることや考えていることをきちんと言語化して伝えられる力も大切ですね。
チームごとにさまざまなカラーがあるのも弊社の特徴のひとつです。たとえば、EC委託チームの定例ミーティングは、大げさに言うと雑談30分・本題10分の割合でやっているんです。冒頭はさんざん業務と関係のない話をして、最後に要件の確認をするような感じで。（笑）チーム内でのコミュニケーションを円滑にするためにも、和やかな雰囲気で打ち合わせを行うことを心がけています。
Q. 今後、ソウ・エクスペリエンスで挑戦したいことはありますか
EC委託担当としては、商品の販売をとおして会社の認知度をもっとあげていきたいです。指名検索が増えることがその指標のひとつですが、体験ギフト/ソウ・エクスペリエンスを誰もが知っている存在にしたいですね。
チームの枠を超えた野望としては、体験ギフトを海外でも展開してみたいです。これはユーザーのツイートから着想を得たのですが、体験ギフトが成功する都市・地域にはとある法則性があるなと。海外に視野を広げると、体験ギフトビジネスが定着しそうな国・地域がたくさんあるので、ぜひ狙っていきたいです。
ソウ・エクスペリエンスを表す3つのキーワード
- 1謙虚
- 2優しさ
- 3絆
趣味や興味
バスケ / アニメ / サンリオ / プラモデル / 美容 /ジャニーズカラオケ
オススメの体験
クルージング、ホテルステイ
